産後の山復帰、最初の一歩|初めての子連れ登山で高尾山を選んだ理由

子どもが生まれてから、登山はすっかり遠い存在になっていました。

体力も気力も産前とは別物で、腰や膝の不安もある。
子どもと荷物を担いで山に行くなんて、正直もう無理なんじゃないかと思っていた時期もあります。

それでも、少しずつ気持ちと身体が落ち着いてきて、「一度やってみようか」と思えたタイミングでした。

子どもを産んでから止まっていた我が家の登山を、ゆっくり再開するための、最初の一歩として選んだ山行です。

目次

初めての子連れ登山で大事にしたこと

今回は産後、子連れ初だったので、何より安全パイで行くことを大前提に、

第一に安全に帰って来られること

第二に3歳が楽しめること

ここだけを意識をして計画しました。

正直、0歳が楽しめるまでとは思っていません。安全に負担なく登れればいい。あとはなんとなく山の空気に触れて貰えれば十分です。

今回は3歳が楽しめれば合格、登頂できれば大成功。
「また行きたい」と思ってもらえたら感無量です。

そして親も無理をしない。もう山はこりごりと思わないように。
できるだけ軽くして、優しくして。
昔みたいな登山はまだできなくていい。
親も「また山に行きたい」と思えることが目標です。

なぜ「2月」に行くことにしたのか

第二子が10ヶ月になり、やっと余裕が出てきた

第一子妊娠前までは夫婦2人でも山に出かけていました。

子供を産んでからは登山なんて考えられなくて、
1人目の時は2歳になっても「また登ろう」という気持ちにはなれませんでした。
気持ちはもちろん身体も以前とは別物で、腰も膝も痛かったし、尿もれもするし、ここで更に子供と子供の荷物も担ぐなんて絶対無理!としか思えなかったんです。

そうこうするうち2人目も生まれましたが、産後しばらくは身体もボロボロ。
でも一人目よりは気持ちも身体も立て直しがやりやすかったのもあり、
大分落ち着いてきた10ヶ月を過ぎた頃、「このままではいつまでも行けない。それは嫌だ。」とフッと思えた時がありました。
4月に職場復帰を予定していたのでその前に動きたいとも思って、
「来月山に行こう」と旦那さんに宣誓したのが12月です。
ちょっとでも行けると思ったその時に、もう計画してしまうのが大事だと思います。

産後の体調と、登山に向けた準備

私は一人目を産んだ後、腰や膝が痛くてお世話になった整体に、二人は産後2ヶ月頃か通いました。
3ヶ月頃からはお家筋トレ(といっても5分くらい)をやったりやらなかったり。
そのおかげか軽い腰痛がたまにあるかな?くらいで状態はよかったです。また登ろうと思えたベースは体調の安定だったと思います。

登山計画した1月くらいから筋トレを少し増やして(といっても10分くらい)、抱っこひもで積極的にお散歩にいきました。いつもの買い物や公園くらいですが、できる範囲で坂道を選んで歩きました。
赤ちゃんもいると育休中とはいえ忙しくて、やっていたのはそのくらいです。

2月に登った理由

本当はもう少し暖かい時期に行きたかったけれど、私と赤ちゃんが落ち着いてきたのと、春まで待つと職場復帰の準備で余裕がなさそうだったので、2月になりました。
ただ、行き先の高尾山のことを思うと、ベストシーズンは混んでいて、ケーブルカーや山頂の茶屋利用が難しくなるので、そういう面ではよかったと思います。
 子連れにとっての快適さは温度だけではなくて、色々な面がありますね。

天気・生理・体調…全部そろってやっとGO

天気はピーカンの晴れ予報を選んで、雨具は一応親は持つけど、基本雨は想定しない状態。 私の生理もできれば避けたい。色々そろってやっと決行です。

実は初めは一月下旬で考えていました。
でも子供の体調不良や天気やなんやで結局2月に入ってしまいました。
子供がいると予定なんてあってないようなものなので、あまりかっちり決めず、行けたら行こうくらいの気持ちでGOできる日を待ちました。

初登山に高尾山を選んだ理由

子連れ・産後という条件を考えると、安心材料がとにかく多かったからです。

有名で情報も得やすい。

  • いざとなればケーブルカーで退避もできる。
  • 道も安定していて3歳でも歩きやすい。
  • 人通りも多いので観光地のような安心感もある。
  • トイレも充実。
  • お店もあるので、買い足しもしやすい。
  • 山頂であったかいご飯が食べられる。

これらの有り余る理由で高尾山にしました。

3歳11ヶ月という年齢

言葉のコミュニケーションも大分できるし、体力もそこそこにある。調子がよければケーブルカーで1号路くらいは十分歩けそうだけれど、なんせ気分屋で、ご機嫌を崩すと一瞬で抱っこマンになる。
最悪のケースは登り下り15キロを抱っこすること。

山登りをどんなテンションで望んでくれるか未知数だったので、今回は舗装路も多く一番安全そうな高尾山にしました。

トイレ問題は大事

うちの3歳はおしっこはトイレでできるけれど、洋式でしかしたことがなく、高尾山は洋式トイレが一通りあって清潔そうだった ので。

「山=トイレ汚い=嫌」にならないで欲しいイメージ付けもあります。

他の山と迷ったけど、今回はやめた理由

御岳山

こちらも東京都の山で高尾山と同じようにケーブルカーで山頂付近まで登れます。山頂より先は自然路が続いているので、とても気持ちよさそうだったんですが、2月の雪が残る時期では3歳や、0歳抱っこの私の足元のリスクが高い

と思い見送りました。5月くらいになれば、道も滑りにくく、新緑もキレイで歩くのにも良いと思います。

日和田山

埼玉県の日和田山は歩行時間も行きで30分くらいで、登りやすい山です。

ルートを選べば急な坂もないようですが、終始自然路なので、やはり0歳を抱っこして歩くことに若干の不安があった

のと、トイレや休憩スポットの少なさ、3歳がもう嫌モードになった場合にケーブルカーで即下山はできないところから、今回は高尾山に軍配が上がりました。

ルートは王道の1号路

王道の1号路を選んだ理由は、高尾山を選んだ理由を1番活かせるから。
子供に自然道を歩かせたかったから迷ったんですが、最初だし、2月だし、安全圏を取りました。 自然路で3歳に山道の良さ、不自由さ、音、虫、木の葉、木の根、土、石、色々触れて山を好きに!と思ったいたけれど、それも私の欲な気もするし、今回は3歳が楽しめるようにと思うと1号路になりました。


1号路+5号路ちょいの”余白プラン”

自然路を歩かせたい欲を満たすため、山頂で余裕があれば5号路を少し歩いてみることにしました。
無理はせず、行けるとこまでも行かず、少し楽しんだら戻る前提です。

移動手段と装備の考え方

移動は車一択と判

子連れでは電車に乗るだけで親子とも体力が削られるので、我が家は車一択。

車移動できる人は、車を推奨します。電車で行かざるをえない人は、もっともっと優しいプラン内容にしてもいいと思う。

今回は抱っこ紐、背負子は見送り

装備はできるだけあるものを使い、買い足しは最低限に。安全第一ですが、できるだけ軽量化もして負担が少ないように努めました。

旦那さんはベビーキャリア(背負子のやつ)買いたそうだったけれど、一旦待ってもらう。場所もお金も取るので今回の様子見て必要そうなら検討することに。今回はモンベルのポケッタブルベビーキャリアで登ることにしました。

今回の登山で期待していたこと

今回は冒険ではなく復帰戦と思っていて、しかも本当にまた登れるのか、子連れで登れるのか、不安がいっぱいの中だったので、山選びも、装備も、目標も、できるだけ「やさしく、無理なく」選びました。

小さい小さい一歩にして、また山へ。

また山に行ける。登山を計画できる。正直それだけで楽しかったです。


昔登ったような山の景色を、同じように見られる日は、まだ先かもしれません。
でも、今の私たちには、今の登り方がある。

子どもと一緒に、無理のないペースで。
また行けたら、それで十分。

この登山が、産後の山復帰の「最初の一歩」になる予定です。

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